A219 療養環境加算

療養環境加算の算定要件と施設基準について

療養環境加算とは、長期にわたり療養を必要とする患者さんに提供される療養環境を総合的に評価した入院料の加算です。

A219 療養環境加算(1日につき)25点

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療養環境加算の算定要件

1床当たりの平均床面積が8平方メートル以上である病室として保険医療機関が地方厚生局長等に届け出た病室に入院している患者について、所定点数に加算する。

療養環境加算の留意事項

(1) 特別の療養環境の提供に係る病室については、加算の対象とはならない。
(2) 医師並びに看護師、准看護師及び看護補助者の員数が医療法の定める標準を満たしていない病院では算定できない。

加算が算定できる入院料について

以下の入院料に対して加算を算定することが可能です。

令和6年 療養環境加算の施設基準

(1) 病棟を単位とすること。

(2) 病室に係る病床の面積が、内法による測定で、1病床当たり8平方メートル以上であること。ただし、当該病棟内に1病床当たり 6.4 平方メートル未満の病室を有する場合には算定できない。

(3) 要件となる1病床当たり面積は、医療法上の許可等を受けた病床に係る病室(特別の療養環境の提供に係る病室を除く。)の総床面積を当該病床数(特別の療養環境の提供に係る病室に係る病床を除く。)で除して得た面積とすること。

(4) 病棟内であっても、診察室、廊下、手術室等病室以外の部分の面積は算入しないこと。なお、病室内に附属している浴室・便所等の面積は算入の対象となるものであること。

(5) 特別の療養環境の提供に係る病床又は特定入院料を算定している病床若しくは病室については、当該加算の対象から除外すること。

(6) 当該病院の医師及び看護要員の数は、医療法に定める標準を満たしていること。

(7) 平成26年3月31日において、現に当該加算の届出を行っている保険医療機関については、当該病棟の増築又は全面的な改築を行うまでの間は、(2)の内法の規定を満たしているものとする。

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