2022年|乳腺炎重症化予防ケア・指導料の算定要件と施設基準

乳腺炎重症化予防ケア・指導料

乳腺炎が原因となり母乳育児が難しい患者さんに対して、医師又は助産師が乳腺炎に係る包括的なケア及び指導を行った場合に、1回の分娩につき4回に限り以下の点数を算定します。

算定する場合は、施設基準の届け出が必要です。

乳腺炎重症化予防ケア・指導料

イ 初回 500点
ロ 2回目から4回目まで 150点

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算定要件について

乳腺炎重症化予防ケア・指導料は、入院中以外の乳腺炎の患者様であって、乳腺炎が原因となり母乳育児にが難しい患者さんに対し、医師がケア及び指導の必要性があると認め、乳房のマッサージや搾乳等の乳腺炎に係るケア、授乳や生活に関する指導、心理的支援等の乳腺炎の早期回復、重症化及び再発予防に向けた包括的なケア及び指導を行った場合に算定します。

診療録記載について

当該ケア及び指導を実施する医師又は助産師は、包括的なケア及び指導に関する計画を作成し、計画に基づき実施するとともに、実施した内容を診療録等に記載する必要があります。

レセプトコメントについて

レセプト請求時には診療報酬明細書の摘要欄に「通算算定回数」の記載が必要です。

レセプトコード:842100029

乳腺炎重症化予防ケア・指導料の通算実施回数:回数を記載

乳腺炎重症化予防ケア・指導料の施設基準

  1. 乳腺炎に係る包括的なケア及び指導を行うにつき十分な経験を有する医師が配置されていること。
  2. 乳腺炎に係る包括的なケア及び指導を行うにつき十分な経験を有する専任の助産師が配置されていること。

届出を行う地方厚生局HPについて

届出を行う際は、保険医療機関が所在する都道府県を管轄する地方厚生局に必要書類を提出する必要があります。

各書式は各地方厚生局のH Pよりダウンロードできます。
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