【2024年】サーベイランス強化加算の算定要件と施設基準について

サーベイランス強化加算

感染防止対策に資する情報を提供する体制につき、厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、診療を行った場合に以下の点数を算定します。

サーベイランス強化加算 1点(月1回に限り)

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サーベイランス強化加算に関する施設基準

  1. 外来感染対策向上加算に係る届出を行っていること。
  2. 院内感染対策サーベイランス(JANIS)、感染対策連携共通プラットフォーム(J-SIPHE)等、地域や全国のサーベイランスに参加していること。

院内感染対策サーベイランスとは

平成19年4月に施行された改正医療法により、すべての医療機関において管理者の責任の下で院内感染対策のための体制の確保が義務化されました。

院内感染対策サーベイランス(JANIS)は、参加医療機関における院内感染の発生状況や、薬剤耐性菌の分離状況および薬剤耐性菌による感染症の発生状況を調査し、我が国の院内感染の概況を把握し医療現場への院内感染対策に有用な情報の還元等を行うことを目的としています。

感染対策連携共通プラットフォームとは

2015年に世界保健機関(WHO)総会にて薬剤耐性(AMR)に関するグローバルアクションプランが採択され、加盟国は自国の行動計画を策定するように要請されました。

それを受けた日本政府は 2016 年に AMR 対策アクションプランの策定を行いました。

AMR 対策アクションプランでは普及啓発・教育、動向調査・監視(薬剤耐性や抗微生物剤の使用量)、感染予防・管理 、抗微生物剤の適正使用等の各分野に関し取り組みが求められています。感染予防・管理に関しては、医療・介護における感染予防・管理と地域連携の推進も掲げられています。

このような背景を受け、厚生労働省委託事業AMR臨床リファレンスセンターが主体となり、医療機関でのAMR対策に活用できるシステムJ-SIPHE(Japan Surveillance for Infection Prevention and Healthcare Epidemiology:感染対策連携共通プラットフォーム)が稼働・運用されることになりました。

その他の算定要件

  • 無床診療所はJANISの検査部門に参加できます。
  • 新型コロナウイルス感染症等情報把握・管理システム(HER-SYS)はサーベイランスに該当しません。

施設基準の届出について

サーベイランス強化加算の算定を行う場合は、施設基準の届出を行う必要があります。届出については、保険医療機関が所在する都道府県を管轄する地方厚生局に必要書類の提出を行います。

サーベイランス強化加算に係る届出は、別添7の様式1の5へ記載を行います。届出については実績については必要ありません。

サーベイランス強化加算 施設基準届出書
連携強化加算・サーベイランス強化加算に係る添付書類
各書式は各地方厚生局のH Pよりダウンロードできます。
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