高校受験に大きく影響する内申書(調査書)の内容と点数の上げ方

高校受験

高校受験の合否判定に大きく影響するのが「学力検査」「内申書(調査書)」になります。

内申書とは中学3年間の成績や学校生活をまとめたもので、特に公立高校の受験では学力検査と同じくらい合否に左右される資料となります。

そして大きく左右されるにも関わらず、内申書の内容は学校内で厳重に保管されているため、保護者や生徒の目に触れることはなく、どのような内容が書かれているのか不安を抱かれている親御さんも多くいらっしゃるようです。

ただし基本的には、 学校側が生徒にとって不利となる情報を書くことはまずありません。

今回は、内申書に書かれる内容や内申点の上げ方についてお伝えしていきたいと思いますので、これから高校受験をされる生徒さんや保護者の方はぜひ参考にしていただければと思います。

内申書に記載される内容

内申書には、評定だけでなく「欠席日数」や「学校での活動」などが記録として記載されます。

学業成績

高校受験 内申書

学期ごとに学業成績が5段階で評価された「通知表」をもらっていると思いますが、内申書(調査書)には各学年5段階の評定×9教科の45点満点の数値で記載されます。

多くの場合、内申書(調査書)には、 1年生と2年生の学年末と3年生の1、2学期の平均の評定が記載されます。

福岡県では、3年生の合計評定が内申書(調査書)に記載され、合否判定の材料として参考にされます。

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2年生の3学期や、3年生の評定に「1」がある場合、それだけで門前払いする高校もありますので、注意が必要です。

出欠の記録

出席日数・欠席日数

内申書(調査書)には1学年ごとの欠席日数が記載されます。

特に推薦入試を考えている場合は、合否に大きな影響を与える場合がありますので注意が必要です。

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ただし、以下のような病気で学校を欠席した場合は「公欠扱い」となりますので学校へ必要書類を提出しましょう。

公欠扱いになる欠席(病気)

■インフルエンザ
発病した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで

■百日咳
特有な咳が消失するまで、又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで

■麻疹
発疹に伴う発熱が解熱した後3日を経過するまで

■流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹が発現した後5日を経過し、かつ全身状態が良好になるまで

■風疹
紅斑性の発疹が消失するまで

■水痘
すべての発疹が痂皮化するまで

■咽頭結膜熱(プール熱)
主要症状が消退した後2日を経過するまで

■結核
症状により伝染のおそれがないと認められるまで

特別活動の記録

内申書 学校行事

部活動の他に、学級活動や生徒会活動、学校行事での活動が記載されます。

学力検査や欠席日数ほど重要視されませんが、推薦入試の場合はこの欄を合否の判断資料にされる場合もありますので、学校の活動には積極的に参加しましょう。

行動の記録

高校受験 内申書

行動の記録では、本人の日頃の生活態度や行動が評価されます。

たとえば、福岡県の場合ですと以下のことが評価されます。

行動の記録項目

  • 基本的な生活習慣
  • 健康、体力の向上
  • 自主、自立
  • 責任感
  • 創意工夫
  • 思いやり
  • 奉仕
  • 公正、公平

推薦入試での内申点重要度

高校受験 内申書

推薦入試では学力試験はなく、面接や作文、小論文で評価されるため、一般入試に比べて内申書(調査書)が合否に大きく影響します。

そのため、推薦入試を受けるつもりであれば、特に学校での活動には積極的に参加することで受験が有利になります。

もちろん、一般入試でも受験の合否に大きく影響しますので、1年生の頃から意識しておいた方がいいことは説明するまでもありません。

部活動は高校受験に影響するのか

学校部活動

近年では「ブラック部活」が問題視されており、部活動の過熱化が生徒だけでなく教員までも苦しんでいると言う報告を受けます。

中には、「高校受験に響くから」と思い込んで無理をして部活動を続けている生徒も多くいます。

しかしそのストレスと引き換えに続けるほど、部活を続ける意味があるのかと聞かれれば疑問に思うところではあります。

もちろん部活動で優秀な成績を残している場合は別ですが、評価の対象となるのは県大会レベルのお話だし、その第一線で活躍して部活動推薦・特待生での進学を希望する以外はそれほど気にする必要はないと考えても良いでしょう。

つまり学業に影響を及ぼすほどのブラック部活で、本人が部活動を望まないのであれば、無理して続ける必要もないということです。

POINT例えば2年生の2学期で退部した場合、最初から入部していないように記載するという学校もあるようです。自分の学校ではどのように内申書へ影響するのか、学校へ確認してみるといいでしょう。

内申書の点数を上げる4つのポイント

1.評定で減点をされないポイント

高校受験 内申書

学期末になると各科目が5段階で評価される通知表をもらいますよね。これが評定です。

評定には、定期テストの点数の他に提出物や授業態度も含まれていますので、そこはきちんと押さえておく必要があります。

提出物にはノートやプリントなどがあり、実はこの日々の積み重ねが一番厄介だったりします。


POINT!!

いくら定期テストで100点をとっても、 提出物が出ていなかったり、授業態度が悪ければ、通知表で「5」をもらえることはまずありません。

それに提出物を期限内に出したとしても、内容が薄かったり、適当だったりした場合も減点されることがありますので、学校生活の中できちんとするべきことをしていくことが大切です!

もちろん提出物のプリントなどを失くすなんてことはお話になりません。日頃からきちんとファイル管理をする癖をつけることが大切です。

2.生徒会活動にはできるだけ参加を

生徒会

内申書の中で最も重要視されるのは「評定」ですが、生徒会や委員会が全く無意味かと言われればそうではありません。

例えば、同じ点数の生徒がいて、どちらかの生徒を合格にするとなれば、生徒会や委員会活動をしていた生徒を合格させるといったことになりますし、生徒会や委員会をしていて損はありません。

3.目指せ!皆勤賞!

出席日数

3年間の欠席日数が30日を超えた場合は、いくら学力があってもそれだけで合格が難しくなるケースがありますし、さらに厳しく 「20日を超える欠席がある生徒は合格を確約できない」と設定されてある高校もあります。

そしてある受験生では、逆に学力検査の点数がボーダーラインに達していなかったのに合格したというケースがありました。その生徒は3年間無遅刻無欠席でした。

内申点もずば抜けて良かったわけではなかったので、合格に大きく影響したのは無遅刻無欠席のお陰だったのかもしれません。

4.先生から好かれる

学校の先生

内申点の評価をするのは各科の先生になります。

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そして、その先生は「人」だということを忘れてはいけません。

先生は公平な立場で生徒の内申点を決めなければならないということは間違えありませんが、それは悪までも表面上のお話です。

やはり先生の感情が多かれ少なかれ入っているのは当然のことです。無駄な反抗心はグッと抑えることも大切ですし、先生の言うことは素直に聞くことが一番です。

POINTこれらは親の存在も例外ではありません。 学校に対していつもクレームばかりを言ってくるモンスターペアレンツの子供を良く思う先生はいないでしょう。

 

もしも学校に物申すべきがあった時は、感情的にならず、悪までも学校へは「協力的な姿勢」と「冷静な態度」でいることが必要です。

最後に

今回は「高校受験に大きく影響する内申書(調査書)の内容と点数の上げ方」についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

以前は「名前を書けば受かる高校」と言われている学校もありましたが、今はそんな時代は幕を閉じ、高校受験浪人をする生徒も少なくありません。

それだけ高校受験もシビアになったということであり、子供達も高校受験をしっかり意識して中学校生活を送っていく必要があると言うことです。

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