不登校の子供は深夜に心が安定する?夜更かし・昼夜逆転3つの改善方法

ベッドと時計

子供が何らかの原因で不登校になってしまった場合、スマホやゲーム、ネットに依存したり、昼と夜が逆転してしまうことは多くあります。

親はそんな子供の姿を見ると、健康のためにも規則正しい生活をしてほしい、学校へ行ってほしいと切に願うことでしょう。

しかし不登校の子供が夜更かしをしてしまうのは「深夜の方が自分自身の心を安定させることができる」という理由が隠れていることがあります。

そこで今回は 「不登校の子が深夜に心が安定する理由と改善方法」についてお伝えしたいと思います。

罪悪感から解放される深夜

不登校の夜更かし

不登校になって学校へ行かなくなってしまったとき、子供自身も「学校へ行かないのはよくない」ということを理解していますし、「このままでいけない」という考えも当然抱いています。

しかしそれと同時に「みんなが通る道から脱線してしまった自分の将来はどうなってしまうのか…」という不安感や恐怖感を抱いることがあります。

特にみんなが学校へ行っている日中は・・・

  • 「今頃みんな勉強している時間か…」
  • 「今お昼休みか…」
  • 「今日の給食はなんだろう…」
  • 「○○君は元気かな…」
  • 「このままだと勉強が不安だな…」

など、学校のことが頭をよぎります。

そして、その中から外れてしまった自分に対して「なんてダメな人間なんだ」「自分は何がしたいだ…」「これからどうなるんだろう…」などと罪悪感や劣等感、不安や恐怖に押しつぶされそうになってしまう。

そして その感情から少し解放されるのが、友達も周りの家族も静まった深夜なのです。

つまり、不登校の子供が夜更かしになりがちなのは、罪悪感や不安感から解放され、心が落ち着いて安心して過ごすことができるからなのです。

夜更かしを改善する方法

不登校の夜更かし

夜更かしが子供の心を落ち着かせると言っても、夜更かしは決して健康的ではありませんので親としては1日も早く規則正しい生活に戻してあげたいと願うと思います。

では親としてどのような対応をすることがいいのでしょうか。

不登校を責めない

そのために親御さんへしてもらいたいことは、夜更かしを「怠け」として責めたり叱ったりしないことです。

「あなたはいったい何がしたいの!?」「明日も学校へ行かないつもり?」「これからどうするつもりなの!?」などと、子供の将来を考えれば、そう言いたくなるお気持ちもよく分かります。

しかし、それは子供自身ですでに自問自答して苦しんでいるのです。

さらに一番身近な親からも否定されてしまえば、子供は気持ちのよりどころを失くしてさらに苦しくなってしまいます。

不登校になったお子さんを認めることは、親としても大変つらいことではありますが、 子供は自分自身を一人の人間として認めてもらいたいと思っています。

自分自身を受け止め認めてもらうことで、心の安定を保つことができますので、そうなれば夜更かしの改善つながっていくでしょう。

無理に登校を促さない

親としては、他の子供達が当たり前に学校へ行くように、自分の子にも学校へ行って勉強や部活を頑張って欲しいと願うお気持ちはよく分かります。

自分の子供が、本来みんなが通る道から脱線してしまったことを認めてしまえば、一気に何かが音を立てて崩れるような不安にかられ、親の方が現実を受け入れられないケースは少なくありません。

しかし、親が学校へ登校することへこだわりすぎると、子供が心身共に病んでしまう場合もあるのです。

それは、「学校へ行かなくてもいいよ」と言うことではなく、 「辛ければ学校を休んでもいいよ」という選択肢も必要だと言うことです。

親のタイプ別に行う声かけ

お子さんが不登校になる場合、何らかのきっかけと原因があります。そのきっかけや原因が家庭環境にあるケースも少なくありません。

例えば、子供を厳しくしつけ、何事にも一生懸命取り組ませる「支配型」の親は、しばらく見守ることに徹してみましょう。

支配型の親は、子供の考えや行動を先読みして、あれやこれやと指示を出したり、アドバイスと称して子供の気持ちをコントロールしようとする傾向がありますので、お子さんの気持ちが落ち着くまでそっとしてあげることが不登校改善の近道だと考えます。

逆に、子供に干渉しない「放任型」の親は、優しくお子さんに声をかけてあげたり、お子さんが話をしてきたら、あまり口出しはせずに共感しながらしっかり話を聞いてあげましょう。

夜更しが改善したら

「不登校」は親にとって、決して良いことではないし、できれば今までのように元気に学校へ行ってほしいと願うことは当然のことだと思います。

しかし真面目な子供ほど「不登校になってしまった自分」に劣等感を抱いてしまったり、自分を責めて苦しんでいる場合もありますので、まずは焦らず「自尊心」や「自己肯定感」の修復に時間をかけてあげる事が大切です。

そして、子供の状態が落ち着いただろうと、無理に登校を促したり、「このままじゃ、人生真っ暗よ」と脅したりすると、また夜更かしや昼夜逆転を繰り返してしまうことがありますので、「焦り」は絶対に禁物です。

親が子供の先を歩いて「こっちよ!早くこっちにおいで!」と誘導するのではなく、子供と同じ歩幅で歩いてあげるか、一歩後ろを歩いてあげるくらいが思春期の子供には心地いいのかもしれません。

不登校に関する相談窓口

不登校の夜更かし

子供の非行や不登校については、各都道府県にある児童相談所で、児童福祉司や児童心理司などの専門スタッフが相談に応じてくれます。

このようなデリケートの問題には、専門的な知識と経験をしてきた人に相談する方が、あなたとお子さんをより理解してくれるかもしれません。

最後に

お子さんが不登校になった場合、早い対応が何よりも大切ですが、親が焦り過ぎると子供を更に苦しめてしまうことがあります。

登校を促すのはタイミングがとても大切です。

無理に学校へ登校させることに否定的な意見も多くありますが、それが全てにおいて当てはまるわけではありません。

お子さんの様子を見ながら声をかけていくことが大切です。

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