子供のしつけが上手くいかない原因と親子で幸せになる6つの法則

母と息子

私たち親にとって子供というものは、とても愛おしく、自分の命に変えてでも守りたい「かけがえのない宝」だと思います。

ところがそんな可愛い子供達も、ときにモンスター化してしまうことがあります。

スーパーで買い物をしていると見かけるのが、ダダをこねて泣いている小さな子供です。

お菓子を買ってもらえないから泣いているのか、ガチャガチャがしたくて泣いているのか、抱っこしてもらいたくて泣いているのか、理由は定かではありませんが、少なくとも、この子は泣くことで自分の思いをお母さんに全力でぶつけているのは確かです。

親は子供が勉強やスポーツに対して「全力」で取り組むことに嬉しさを感じます。しかし、自分にとって都合の悪いものに対しては例外なのです。

「意欲的になってほしいけど、無理はしないで」「自分の意見を主張できる子でいてほしいけど、困ったことは言わないで」「活発で元気な子になってほしいけど、少しは落ち着いてほしい」など、親の望みというものは実に矛盾の塊です。

社会生活に適応するために望ましい生活習慣を身につけさせることを「しつけ」と言いますが、しつけの意味をはき違えてしまえば、親子間に溝ができるケースもあります。

今回は 「子供のしつけが上手くいかない原因と親子で幸せになる6つの法則」についてご紹介したいと思います。

法則1.イライラしている時点でしつけは無理

子供のしつけ

子供達はいずれ社会人となって親元から旅立っていきます。

親は子供が社会に出てからも立派にやっていけるように、時には厳しく子供をしつけるわけですが、子供を責めて叱ることがしつけではありません。

子供に社会のルールを教え、守らせることはとても大切です。しかし、その時に気になるのが「親の叱り方」です。

冷たい態度で子供を叱ったり、自分の怒りの感情をぶつけて怒鳴ったり、中には強く押したり、引っ張ったり、叩いたりするお母さんもいます。

その行為を「しつけ」としているお父さんやお母さんがいますが、自己の感情をぶつけている時点でそれはしつけだとは言えません。

そのように育てられたお子さんは、お友達へ自分の気持ちをぶつける際に同じような行動をとってしまうことがあるので、お父さんやお母さんはそのことも含めて接し方を考えなくてはいけません。

法則2.「〜しないでね」より「〜してね」の言葉かけ

子供のしつけ

「〜しないでね」という否定形で言葉をかけられるよりも「〜してね」と肯定形の言葉かけの方が子供の理解はグッと高まるため、お母さんの言葉もしっかり伝わるようになります。

実は大人に対しても同じことが言えるのですが、人はイメージできることでないと実際の行動へ移すことが難しいのです。

例えば「おもちゃを散らかしたままにしないで」という言葉をかけられれば、子供はおもちゃが散らかった状態を脳にイメージします。そのため実際の行動へ移すことができません。

しかし「おもちゃは使ったら元の場所に片付けようね」という言葉をかけられれば、おもちゃが片付けている自分をイメージして、実際の行動に移しやすくなります。

否定形から肯定形に

  • 「騒がないで」→「静かにしようね」
  • 「走っちゃダメよ」→「ゆっくり歩いてね」
  • 「意地悪しないで」→「優しく話しかけようね」

法則3.子供の個性を受け入れてあげる

子供のしつけ

親としての責任で子供をきちんとしつけなければ!と「しつけ」という概念ばかりに気をとられていると、本当に大切なものを見失うことがあります。

子供達は大人の都合で、良い子・悪い子の判別をされることが多々あります。落ち着きがない子は、親からも学校の先生からも注意されることが多いでしょう。

しかし、落ち着きがないということは、好奇心が旺盛でエネルギーに満ち溢れているということです。

体にいっぱい溜まったエネルギーに蓋をして無理やり押さえ込んでも、それは逆効果となり、無理やり押さえ込まれた反動から、良くない方向へエネルギーが放出されてしまう恐れもあるのです。

何に対しても「しつけ」と称して子供を押さえつければ、その子が持つ個性をつぶしてしまうということです。

どんなに落ち着きのない子でも、少なくとも中学生くらいになれば自然と落ち着いてくるものです。その前に無理やり蓋を閉めようとしても、結果的に子供の可能性を狭めてしまうだけなのです。

法則4.「ごめんなさい」と「ありがとう」が言える子に

子供のしつけ

相手を思いやってかける言葉に「ごめんなさい」と「ありがとう」があります。

このような当たり前の言葉を言えない大人は意外と少なくありません。

その言葉を言えない親が「ちゃんとごめんなさいをしなきゃでしょ!」とか「ちゃんとお礼を言ったの?」と言っても説得力がありませんし、やはり同じように「ごめんなさい」と「ありがとう」が言えない子に育ってしまいます。

一番身近なところでは夫婦間でその言葉がきちんと言えているかです。親 の姿を見て子供たちは育っていきますので、まずは親の姿をしっかり見せてあげるようにしましょう。

法則5.子育ては根気が必要

子供のしつけ

「いい加減にしなさいよ!何度言ったら分かるの?」

これは、親が子供にかける言葉の中でよく耳にするフレーズだと思いますし、皆さんも一度は言ったことがあるのではないでしょうか?

子供に何度言い聞かせても、一度は理解してくれたと感じることができても、何度も同じことを繰り返してしまうことがあります。

それもそのはず。子供は新しいことを吸収していくことは得意ですが、苦手なものを克服していくことは得意ではありません。

そのため親に必要なものは「根気と愛情」です。

子供が自分で「悪いこと・良いこと」を理解しているのであれば、たとえ行動に移せなくても、まずはその点を認めてあげましょう。そして親は感情的にならず根気よく向かい合ってあげることが大切です。

法則6.親も子供と一緒に成長できればそれでいい

子供のしつけ

子育てを楽しいと感じることもあれば、辛いと感じることもあるでしょう。

「叱ったり責めたりすることがしつけではない」「自己の感情をぶつけてはならない」とお伝えしましたが、そんな理想通りにはいかないのが子育てだったりもします。

お母さんも親である前にひとりの人間です。

子供を産んだからといって急に立派なお母さんになるなんてことはありませんし、そうである必要もありません。

子供にそれぞれの特質があるように、お母さんにもそれぞれの特質があります。

頭のキレが良く何でも1人でこなす万能タイプ、妥協を許さない完璧主義タイプ、マイペースでおっとりタイプ。きっとどのタイプのお母さんも子育てに悩んだ経験はあるだろうし、これからも悩むことはあると思います。

どんな立派な方でも、子供を育てながら親として育っていくのです。つまり、初めから100%のお母さんなんていないのです。

だからこそ、 自分もまだまだ未熟なのだということを自覚し、お子さんと一緒に成長していければそれで十分ではないでしょうか。

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